キッズフリマで金融リテラシーの向上
近畿版左=南出・泉大津市市長、右=赤池・HONEYTHING CEO
大阪府泉大津市と株式会社HONEYTHING(ハニシング)は、2月16日に「義務教育課程における子どもの金融リテラシー向上に向けた連携協力に関する協定書調印式」を行った。
ハニシングは、全国でキッズフリマ(売り手も買い手も子どもだけの体験型教育フリーマーケット)を展開するベンチャー企業。泉大津市でキッズフリマを開催することにより、義務教育課程の子どもたちに、金融リテラシーの獲得、起業マインドの向上、リユース意識の醸成、地域貢献することを目指す。
当日は、南出賢一市長と赤池慶彦代表取締役CEOが調印した。今後は、4月に市内でキッズフリマを開催した後、年間2、3回程度、定期的にキッズフリマを開催していく予定。赤池CEOは、「これまで商業施設を中心に開催してきたが、単発での運営になってしまうことが多かった。泉大津市と連携することにより、長期的に取り組んでいきたい」と話した。
南出市長は、「『泉大津市は子育てしやすい』と言われることを目指したい。キッズフリマで、子どもたちにチャレンジ精神、自己肯定感を育ててもらいたい」と期待を込めて語った。