養護学校の名称変更を検討へ 長野県教委
2面記事 長野県教委は県内の養護学校や盲・ろう学校の名称変更を議論することを決めた。特に養護学校は、保護者らの要望が多いことを踏まえ、変更を視野に検討を進める。1月31日に開いた特別支援教育連絡協議会で示した。
平成19年施行の改正学校教育法は、盲・ろう・養護学校を特別支援学校に移行することを定めたが、同県では関係者から名称の存続を求める声が上がったため、変更を見送っていた。
県教委によると、全国では8割の養護学校が特別支援学校などに名称を変更した一方、盲学校やろう学校は7割が名称を継続して使用しているという。変更の是非は、来年度中に決める。