松岡美術館「再開記念展 松岡コレクションの真髄」開催
6面記事青花龍唐草文天球瓶 明時代 永楽期 景徳鎮窯
松岡美術館(東京都港区)は「再開記念展 松岡コレクションの真髄」を1月26日より開催する。
約2年8か月ぶりの再開を記念し、東洋陶磁・日本画・西洋彫刻の3つの企画をとおして、美術館創設者・松岡清次郎の一大コレクションの中から屈指の名品を紹介する。
清次郎が自らの感性のおもむくまま、時には「日本にまだないものを」と選び抜いた美術品は、1800件あまりを数える。本展では、コレクションの3割を占める陶磁器作品の中から、選りすぐりの東洋陶磁を購入順に出品し、蒐集の歴史を振り返る。
日本画は横山大観、渡辺省亭らの花鳥画を中心とし、鏑木清方の美人画や、修復後初出品となる重要文化財伝周文<竹林閑居図>を3月8日(火)から展示。新たに加わったローマ時代<アルテミス>の常設展示にあわせて、古代ギリシア・ローマの大理石彫刻8点を展示する。
美術館設立の決定打となった<青花龍唐草文天球瓶><青花双鳳草虫図八角瓶>は、約7年ぶりの同時出品となる。
【展覧会概要】
名称
「再開記念展 松岡コレクションの真髄」
会期
2022年1月26日(水)~4月17日(日)
※休館日は月曜日(ただし、祝日の場合は翌平日)。
会場
松岡美術館(東京都港区白金台5―12―6)
開館時間
10時~17時(入館は16時30分まで)
※第1金曜日10時~19時(入館は18時30分まで)
※会期等は変更になる場合あり。詳細は公式サイトを確認。