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中高生の8割、プログラミングのスキル「必要」

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民間調査

 中高生のうち、8割以上が「プログラミングは必要なスキル」と認識していることが東進ハイスクールなどを展開するナガセ(東京・武蔵野市)の調査で分かった。中学1年生の過半数が、程度は問わずプログラミングができると答えた。

 この調査は、同社が昨年10・11月に実施した「全国統一高校生テスト」「全国統一中学生テスト」の受験者を対象に実施。合わせて10万7450件の回答を得た。
 「プログラミングは今後必要なスキルになると思うか」という問いに、「とても思う」「そう思う」と答えたのは、高校3年生が86・6%、2年生が85・1%、1年生が85・8%。中学生3年生が86・2%、2年生が83・4%、1年生が82・2%だった。中学校・高校ともに3年生が最も多く、高校生は全学年で85%を超えた。
 「どの程度プログラミングができるか」ということも尋ねた。何らかのプログラミングができる割合が最も高かったのは中学1年生の55・3%で半数を超えた。次いで、中学2年生44・4%、中学3年生42・8%、高校1年生30・3%、高校2年生28・6%、高校3年生22・7%。学年が低いほど、プログラミングができる割合が高かった。
 令和2年度から小学校でプログラミングが必修となり、同3年度には中学校でのプログラミング教育が拡充。同社は「現在の中学1年生は小学校でプログラミングが必修となった学年のため、中学2年生と比較しても『プログラミングができる』と回答した割合が高くなった」と分析した。
 また、「高校でも同4年度からプログラミングを含む『情報Ⅰ』が必修になる。大学入学共通テストにも追加され、国立大が試験科目に加える方針を示すなど、関心はますます高まる」と見解を示した。

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