特別支援の教職課程指針作成へ 文科省で検討開始
3面記事 文科省は昨年12月16日、特別支援学校教諭の教職課程の指針となる「コアカリキュラム」を作成するため、専門家会議の作業部会で議論を始めた。特別支援教育に関わる教員に求められる専門性が高まる中、指針を示すことで教職課程の質を担保したい狙いがある。3月にも素案をまとめる。
先行して作成されている小中高のコアカリキュラムと形式を合わせ、科目ごとに全体目標、一般目標、到達目標を設定する。目標設定に当たっては、最低限必要なものだけを取り上げることとした。科目は視覚、聴覚、知的など免許状の種類に応じたもの以外に発達障害も設ける。