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9%の学校で情報端末常時持ち帰り

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全日教連調べ

 児童・生徒用情報端末の持ち帰りについて全日本教職員連盟が調べたところ、8・9%の学校は、「全面的に許可し、基本的には、常に持ち帰っている(毎日持ち帰って家庭学習に活用させている)」ことが分かった。
 7~8月に調べたもので、この設問では776校分の回答を得た。
 情報端末以外にも教科書・教科書教材類を持って登下校することの重量的負担が指摘されている。同連盟では、「健康面への配慮や情報共有等の仕組みについて文科省通知をもとに保護者等との間で事前に確認・共有しておく必要がある」としている。
 他の回答は、「課題等が出された時のみ許可し、持ち帰っている(課題が出たときのみ)」が20・1%、「基本的には持ち帰りは許可せず、学校で保管し、授業のみで活用している」が59・5%だった。
 文科省が7月末時点で公立学校の状況を教育委員会などに尋ねた結果では、26・1%(確定値)が端末持ち帰り学習を実施していると答えた。毎日持ち帰るかどうかは明らかにしていない。

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