日本教育書道連盟創立70周年記念秋季特別展「日本書道美術館創設功労者展」開催中
4面記事小山 天舟 作
(一社)日本教育書道連盟は、戦後の正しい書道教育の普及と書道文化を通じて国際交流の推進を担い,専心邁進し、今年8月、70周年を迎えた。その記念事業として秋季特別展「日本書道美術館創設功労者展」を開催している。
日本書道美術館は、わが国初の書道専門美術館として昭和48年秋にオープン。美術館建設は日本教育書道連盟の20周年事業として約4年がかりで計画が進められ、建設には莫大な費用は掛かる当時の会員が一致協力して資金を積み立て、書壇を挙げての協力もありこの大事業を成し遂げた。
本展は、建設委員会顧問として参画した書壇の桑田笹舟、内田鶴雲、設立の中核を建設委員として担って来た田中塊堂日本教育書道連盟会長、小山天舟理事長、折原水光副会長、丸山鑾溪らの書作品を展観している。
また、志を同じくした尾上柴舟(日本藝術院会員),豊道春海(文化功労者)、上篠信山(文化功労者)他の作品も特別展示としてある。
12月5日(日)まで開催(休館、月・火曜日入館は午後4時まで)。
入館料 一般=1000円 高校・大学生=750円 小・中学生=550円 未就学児は入館できない。
問い合わせ=(公財)日本書道美術館 電話03・3965・2611
http://shodo-bijutsukan.or.jp