子どもらが実在政党に「1票」キッザニア東京で模擬投票
1面記事 10月31日に投開票が行われた衆議院議員選挙に合わせて、子ども向けの職業体験施設「キッザニア東京」で同月26日から6日間、来場した幼児や小学生が模擬投票を体験した。特設の投票所には実在する政党のポスターや選挙公約を掲示し、自治体で使用されている記載台や投票箱を設置。子どもたちは比例代表方式で投票した。
「キッザニア模擬選挙」は平成24年から国政選挙に合わせて実施している。自分たちの代表を選び、意見を表明する大切さを子どもたちが体験することで、選挙を身近に感じてもらう目的がある。
子どもたちは入場時に受け取った「模擬選挙のお知らせ」のはがきを手に投票所へ出向き、スタッフの説明を聞きながら政党を選んで投票用紙に記入した。初日には、投票箱に何も入っていないことを確かめる「ゼロ票確認」も行われた。
保護者と訪れていた東京都内の公立小学校6年の男子児童は「政党を選ぶのは難しかったけど、選挙に興味があったので体験できて楽しかった」と話した。