政令指定都市の市長で構成している指定都市市長会は１２日、登校せずにオンライン授業を受けた児童・生徒を出席停止とは異なる扱いとすることを検討するよう文科省に要請した。文科省に「緊急提言」を出した。
　この文書では、オンライン授業に参加した児童・生徒の扱いについて、「出席扱いとする地方自治体もあれば、国の通知に基づき出席停止扱いとする地方自治体もあるなど、対応が分かれているのが現状」と指摘。オンライン授業について、戸惑いや不安がある児童・生徒、保護者がいることを踏まえ、「一定の要件を示した上で、出席停止とは異なる取り扱いについて検討すること」を求めた。