特別展「縄文2021―東京に生きた縄文人―」開催
6面記事丘陵人(おかびと)の肖像(顔面装飾) 多摩ニュータウンNo.72遺跡出土 縄文時代中期 東京都教育委員会蔵
江戸東京博物館
(公財)東京都歴史文化財団 江戸東京博物館(東京都墨田区)は特別展「縄文2021―東京に生きた縄文人―」(共催=朝日新聞社、NHK、文化庁、(独)日本芸術文化振興会)を10月9日(土)から開催する。
本展は、江戸東京の暮らしや文化をふり返る礎として、その源流とも言うべき縄文時代の人びと、特に東京の縄文人の暮らしに焦点をあてた展覧会だ。
同館では、これまで江戸東京のさまざまな暮らしや文化を歴史資料に基づいて復元・再現した展示を行ってきた。その実績を活かし、最新の調査成果から考える縄文時代像を展示する。その際、縄文時代の出土品がどのような場所でどのように利用されていたか、生活空間や道具を復元模型や映像などを用いて具体的に再現し、当時の生活の復元を試みる。
東京の縄文時代を考える大規模な展覧会は、1986年2月に銀座ソニービルで開幕した「第2回 東京の遺跡展」(主催・東京都教育委員会)以来、35年ぶり。本展を通じて、縄文時代の東京を感じ取り、考古学の新たな楽しみ方を発見したい。
【展覧会概要】
特別展「縄文2021―東京に生きた縄文人―」
・会期
10月9日(土)~12月5日(日)まで※休館日は月曜日
・会場
江戸東京博物館 1階特別展示室(東京都墨田区横綱1―4―1)
・開館時間
9時30分~17時30分(入館は閉館の30分前まで)
※会期等は変更になる場合あり。
※日時指定予約を推奨。詳細は公式サイトを確認。