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「川瀬巴水 旅と郷愁の風景」開催中

6面記事

企画特集

川瀬巴水 <芝増上寺> 東京二十景 1925(大正14)年 木版、紙 渡邊木版美術画舗

SOMPO美術館

 SOMPO美術館(東京都新宿区)では「川瀬巴水 旅と郷愁の風景」(共催=毎日新聞社)を12月26日(日)まで開催している。
 本展は、大正・昭和の版画家・川瀬巴水(1883―1957)の回顧展。巴水は原風景を求め、旅に暮らし、日本の四季折々の風景を描いた。その版画制作を支えたのが、浮世絵版画に代わる新しい時代の版画「新版画」運動の推進者、版元の渡邊庄三郎だった。二人の強固な制作欲は海外にも通用する木版「美」をめざし、今や巴水風景版画は安らぎをもたらす木版画として愛されている。
 本展は、まとめて見る機会の少ない連作など貴重な作品で構成。日本伝統木版技術を駆使した詩情豊かな版画群を紹介している。

【展覧会概要】
「川瀬巴水 旅と郷愁の風景」

・会期
 10月2日(土)~12月26日(日)
 ※休館日は月曜日、11月16日(火)

・会場
 SOMPO美術館(東京都新宿区西新宿1―26―1)

・開館時間
 10時~18時(入館は閉館の30分前まで)

 ※会期等は変更になる場合あり。
 ※日時指定入場制。詳細は公式サイトを確認。

 公式サイト=https://www.sompo-museum.org/

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