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4~8月コロナ感染の子、有症状者増え6割超に

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文科省調査

 本年度4~8月に新型コロナウイルス感染症に罹患した幼児・児童・生徒のうち、有症状者の割合が増加し、6割を超えた。文科省の調査で分かった。前年度の児童・生徒の有症状者の割合と比較し、いずれの校種でも10ポイント以上の増加が見られた。
 先月は、感染した幼児・児童・生徒の人数も急増。昨年6月以来の累計感染者数の3割強を占めた。
 学校種別で最も有症状率が高かったのは高校。9928人中7492人で75・5%だった。中学校は1万528人中6897人(65・5%)、小学校は1万5153人中7601人(50・2%)。特別支援学校も455人中246人(54・1%)と半数を超えた。
 前年度6~3月の有症状者の割合は、

 ・高校生 62・9%
 ・中学生 51・7%
 ・小学生 35・3%
 ・特別支援学校生 39・4%

 ―だった。本年度になり、いずれも10ポイント以上増加している。
 同省は、月別の感染者数を公開。今年8月が最も多く、前月7月と比較して約3・5倍になった。小学生が3・9倍で最も増加幅が大きかった。中学生が3・6倍、高校生が2・9倍と、年齢が低いほど大きくなる傾向が見られた。

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