共通テスト追試会場、47都道府県に設置へ 感染防止対策で
3面記事 文科省は14日、新型コロナウイルスの感染防止対策のため、本年度の大学入学共通テストの追試会場を昨年度同様、47都道府県に設けることを決めた。移動に伴う受験生の感染リスクをなくすための措置で、同日付で通知を出した。
昨年度は学校の長期休業による学習の遅れに配慮し、47都道府県で実施する本試験で第1日程と第2日程を設けた他、全国2カ所で特例追試験も行った。本年度は本試験を1月15、16日に、追試験を1月29、30日に、共に47都道府県で実施する。
また同日、各大学が個別入試で追試験を設定していることを踏まえ、昨年度同様、入学定員の管理に関する例外的な取り扱いを認めることも決め、通知を出した。