メディアリテラシーの授業例をウェブで公開
8面記事スマートニュース メディア研究所
スマートニュース(東京・渋谷区)内の組織である、「スマートニュース メディア研究所」はこのほど、全国の小・中学校、高校、大学の教員に向けて、メディアリテラシー教育の授業実践例をウェブ上で公開した(https://smartnews-smri.com/)。ワークシートなども同研究所のサイトから無料でダウンロードできる。
公開している実践例は、過去に中学校や高校で取り組まれたものなど。それぞれ実施対象の学年や教科などを示しており、授業の内容をまとめた資料とワークシートのPDFを用意している。
例えば、中学校、高校の社会科・公民科での実施を想定している「~それ虚偽ニュースかも。さて、どうする?~情報リテラシーを養う」は、コロナ禍で実際に世間に広まった虚偽の情報を題材にして正確な情報の見極め方を学びつつ、真偽を判断できる能力の育成を目指す。適切なSNSの利用法や、情報との関わり方を生徒に考えさせる内容だ。
同研究所は以前から、児童・生徒、学生を対象に、メディアリテラシーに関するワークショップや出張授業を実施。これまで学校現場から「授業をどのように実施したらいいか」「授業のためのアイデアがほしい」などの声があったことを受け、実践例の公開と提供を開始した。
各実践例の資料の入手には、専用サイトのフォームからの申し込みが必要。送信後、PDFをダウンロードできるリンクを受け取れる。
URL=https://smartnews-smri.com/literacy_category/practice/