東館3階リニューアルオープン 阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター
15面記事災害のメカニズムを体験しながら学べる「ジオ&スカイホール」
「阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター(兵庫県神戸市)」は、阪神・淡路大震災の教訓と経験を後世に伝える防災学習施設として、開館以来800万人を超える人が来館している。
阪神・淡路大震災発生の瞬間の再現映像や、復興に至るまちと人の様子を描いたドキュメンタリードラマの上映のほか、被災者から提供された震災資料展示等を行っており、阪神・淡路大震災を知らない世代にも、どのような災害だったのかを知ることができる展示となっている。
今年6月30日、人と防災未来センター東館3階が「BOSAIサイエンスフィールド」としてリニューアルオープンした。災害のメカニズムを体験しながら学べる「ジオ&スカイホール」や、災害の脅威を360度に広がるVR映像で疑似体験できる「ハザードVRポート」、リアルに再現された住居やコンビニエンスストアで災害時の避難行動をシミュレーションする「ミッションルーム」など、6つのエリアで楽しみながら最新の防災知識を学ぶことができる。自然災害に遭遇したとき、自分や大切な人の命を守るため、どのような行動を取ればいいのか。このフィールドで体験し、自分で考え判断し行動する力を身につけてほしい。
昨今、日本だけでなく世界各地で甚大な被害をもたらす災害が数多く起きている。いつ、どこで、だれが被災するかわからないからこそ、改めてこれからの備えや防災・減災について考えてみてほしい。
問い合わせ=阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター Tel078・262・5050
https://www.dri.ne.jp/