高校生に向けコロナワクチンの効果説明リーフレット作成
2面記事都教委
東京都教委は高校生向けに新型コロナウイルスワクチンについてのリーフレットを作成し公開した。ワクチンの効果や副反応について説明。学校や家庭での活用を呼び掛けている。このリーフレットは、都教委のホームページから確認できる。
冒頭、新型コロナウイルスの主流がデルタ株になり、10代でも感染、重症化しやすいと注意喚起している。
ワクチンの効果として、
(1) 感染しても、重症化しない
(2) 人にうつす可能性を減らす
―の二つを挙げた。接種をしても、抗体ができるまで7~14日かかると解説。計画的な接種を呼び掛けた。
副反応についても記載。副反応は、1回目よりも2回目の方が出やすいこと、接種から1~2日後に症状が表れる場合があることを説明した。
2回目接種後の副反応と起こり得る割合を示した。接種部の痛み(約80%)、37・5度以上の発熱(約33%)、だるさや疲労感(約60%)の三つを挙げている。症状が重い場合や3日以上続く場合は医師に相談するよう促している。
都の大規模接種会場のホームページへのQRコードを掲載。さらに詳しく知りたい人に向け、厚労省のホームページへのQRコードも載せた。