特異な才能がある子の指導・支援でアンケート
3面記事文科省有識者会議
文科省の有識者会議は8月26日、特定の分野に特異な才能のある児童・生徒やその保護者、学校の教員、支援団体などを対象に、アンケート調査を始めた。集めた情報を基に、有識者会議で議論する。
調査を行っているのは、「特定分野に特異な才能のある児童生徒に対する学校における指導・支援の在り方等に関する有識者会議」。17日まで回答を受け付けている。10月ごろに取りまとめを行う予定だ。
この調査では、特異な才能のある児童・生徒の定義を、「同年齢の児童生徒の中で、知能や創造性、芸術、運動、特定の学問の能力(教科ごとの学力等)等において一定以上の能力を示す者」とした。
アンケートでは、特異な才能の詳細や確認された時期を聞いている。支援に当たって、困難に感じたことや、有効と感じた指導内容を尋ねる項目も設けた。また、国や教委、学校に対して、環境整備や支援策など、期待することも尋ねた。
アンケートの回答や詳細の確認は、文科省ホームページの「特定分野に特異な才能のある児童生徒に対する学校における指導・支援の在り方等に関する有識者会議」でできる。