全員「陰性」なら学級再開 コロナ対処方針を改定
2面記事大阪・寝屋川市教育委員会
大阪府寝屋川市教委は市立の小・中学校、幼稚園などで新型コロナウイルスに感染した人が出た場合の対処方針を改定し、ホームページ上で公開した。幼児・児童・生徒に陽性反応が出た場合、2週間の学級閉鎖を行うとしてきたが、改定後はその幼児・児童・生徒が在籍している学級の幼児・児童・生徒と学級担任を対象としてPCR検査を行い、陽性が確認されなかった場合は学級閉鎖を終える。改定後の対処方針は8月30日から適用するとした。
同市では、幼児・児童・生徒の中で新型コロナウイルスへの感染が疑われた場合、PCR検査の結果が出るまで、その幼児・児童・生徒が在籍している学級を休業する。検査結果が陰性だった場合は休業を終えて通常登校・登園となる。改定後の対処方針でも同じ扱いとした。
検査結果で陽性反応が出た場合、改定前は、2週間の学級休業を行うとしていた。
併せて、その幼児・児童・生徒が在籍する学級を対象に全ての幼児・児童・生徒などを対象にPCR査を行い、教職員を含めて5人以上の陽性が確認された場合、その後、2週間にわたって学校全体を休業とした。
新しい対処方針の下では、陽性反応が出た場合、担任の教員を加えてその学級を対象としてPCR検査を実施。結果が出るまで、学級休業とする。
陽性反応が出れば、2週間の学級休業とし、陽性反応が出なければ通常登校・登園とする。5人以上で陽性反応が出た場合の対応は変えなかった。