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一斉読書の実施率低下 文科省調査

3面記事

文部科学省

令和元年度

 「朝の読書」など、児童・生徒が一斉に本を読む時間を設けている学校の割合が平成27年度からの4年間で減っていたことが分かった。文科省が7月29日に公開した調査結果によると、令和元年度の実施率は、平成27年度の前回調査と比べ、小学校が6・6ポイント減の90・5%、中学校が2・6ポイント減の85・9%、高校が3・7ポイント減の39・0%だった。
 一斉読書を設けている学校のうち、授業前に本を読む「朝の読書」を実施していた割合は小学校が7・5ポイント減の61・0%、中学校は4・2ポイント減の68・5%だった。高校は1・2ポイント増の64・4%だった。

文部科学省

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