すべての人の使いやすさ、安全に配慮したトイレスペースに
18面記事バリアフリー仕様を追加した「RブースTR40」
三和シヤッター工業
災害時に避難所となる学校施設では、高齢者や車いす利用者も利用できるバリアフリー設備の整備が急がれている。三和シヤッター工業(株)(本社:東京都板橋区、高山盟司社長)では、バリアフリー仕様を追加したトイレブースの販売を3月1日より開始した。
今回バリアフリー仕様を追加した「RブースTR40」は、ドアの直径を一般タイプより大きくし、ブース内部のスペースを確保。出入口の有効開口を900mmと広く保ち、高齢者や車いす利用者等の円滑な移動に配慮したつくりとなっている。
また、ドア内側の2カ所にハンドルを設置し、誰でも軽い力で操作することができる。さらに安全に配慮した設計として、ドアに緩衝ゴムがついているため、万が一ドアが利用者に当たった場合も安全だ。利用時は手動で閉め、出るときは解錠するとドアが自動で開く常開仕様を設定。全閉保持機能(オプション)によりドアを全閉状態でストップさせることも可能となっている。
曲面ドアは開き戸や通常の引き戸に比べ、デッドスペースがなくコンパクトに納めることができるため、既存のトイレブースにも設置できる。 大人から子どもまでさまざまな人が使うトイレスペースにおいては、安全で快適な空間づくりが必須だ。同社は、安全・安心・快適を提供して社会に貢献することを掲げており、顧客の視点に立った商品を今後も提供するとしている。
問い合わせ=三和シヤッター工業(株) 電話03・3346・3011
https://www.sanwa-ss.co.jp/