学校の体育館など避難指定場所にも最適 大規模床暖房システム用ゴムチップパネル
17面記事サンポット
サンポット(株)では災害時の緊急避難場所となる学校の体育館などの暖房として最適な床暖房システム「ジョイントレスゴムチップパネル」を提案している。
同システムは、低温ふく射暖房で室内の温度ムラを抑えた暖房空間をつくり、多種多様なエネルギーに対応できるため災害時の避難拠点の暖房として注目されている。
大規模床暖房システム用ゴムチップパネル「JLP―22タイプ(厚さ22mm)」は地方独立行政法人北海道立総合研究機構との共同開発商品で、ゴムと木の廃材を有効に再利用したエコマーク認定商品。衝撃・振動をやわらげる緩衝材としての効果があり転倒時などのケガの発生を抑制する。同パネルを使用した鋼製床式工法は日本工業規格の体育館用鋼製床下地材(JIS A 6519)の要求品質性能に適合した体育館温水暖房システム。パネルの配管には耐久性と柔軟性の高い架橋ポリエチレンパイプを使用。地震などの衝撃にも強く、パネル上には配管の継目がないため床材下での漏れの心配がない。
小中学校への施工実績は1道15県、111校。体育館用は1道5県、13校。また高校、大学、保育園、介護施設等、小中学校以外の体育館・運動施設でも45施設で採用実績があり、合わせて全国58の体育館施設で採用されている。
問い合わせ=サンポット(株) 電話0198・37・1175