上越教育大附属小

　学事出版はこのほど、「子どもの『問い』が立ちあがる」（上越教育大学附属小学校編著、写真）を刊行した。
　人や事象との関わりから湧き起こる思い。それが時には「問い」となり、心を大きく動かし、「～せずにはいられない」という感情を生む。
　この「問い」を大切にする同校では、「体験と学び」に力を入れた教育課程の開発研究に取り組んでいる。本書は、その先進的な実践を収録している。
　全３章。まず第１章「『問い』を取り巻く環境」から始まり、「子どもの『問い』が立ちあがる教育活動」などについて解説した第２章「理論編」、そして「創造活動」や「実践教科活動」などの多くの事例を紹介した第３章「実践編」へと続く。巻末には「上越教育大学附属小学校の研究系譜とこれから」も収録した。
　Ｂ５判、１５８ページ。定価２４２０円。
　問い合わせ＝Tel０３・３２５５・５４７１