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特集展示「石は生きている」 角川武蔵野ミュージアムの荒俣ワンダー秘宝館

関東版

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7月3日(土)よりスタート!

 公益財団法人角川文化振興財団(理事長=角川歴彦)は、埼玉県所沢市の「ところざわサクラタウン」内、「角川武蔵野ミュージアム」4階の荒俣ワンダー秘宝館にて、7月3日(土)~2022年1月16日(日)、石をテーマにした特集展示「石は生きている」を開催している。地球内部で永い時間をかけてひっそりと生成される石。
 石は無生物ではあるが、古来より人はそこに生を見出し、石を別の自然に見立てたり、まるで生物のような名を込めることで「石が持つ生命性」を愉しんできた。本展ではそうした石の魅力にスポットを当て、石に命を吹き込んでいく。荒俣ワンダー秘宝館「生命の神殿」で、5つのゾーンに分けて展示している。

「石は生きている」5つのゾーニング

1.隕石と生命
 生命誕生には隕石の衝突が関わったというのが有力な説とされています。ここでは隕石と3850万~2250万年前の虫入り琥珀を展示し、生命誕生のダイナミズムを展示します。
2.石になった生命
 数億年前に繁栄した生命が「生命の形」を残したまま鉱物に置換され、化石化したものを展示します。プシッタコサウルスの全身化石や、宝石質となったアンモナイトなど希少な標本が多数並びます。

3.成長する石
 結晶が成長し変化していく様は、まるで生命そのもののようです。ここでは「石の成長=結晶」ということをテーマに、成長していった過程が見える「人工鉱物」と「天然鉱物」を展示します。

4.発光する石
 まるで蛍のように発光する「蛍石」。青、黄、緑、紫など様々な色彩が鮮やかな、世界中で産出された天然の蛍石を全56個展示します。また紫外線を当てると発光する特大の人工蛍石4点も展示の目玉です。

5.石に見る生命
 古くから人は無機質の石に生命を見出し、「見立て」を楽しんだり、石に生命の名前をつけてきました。まさに葡萄のように結晶した「グレープカルセドニー」や、孔雀の羽の模様のような「孔雀石」など、名前と標本を照らし合わせながら石の中の生命性をお楽しみいただける展示です。

【展示会タイトル】
 「石は生きている」

【会期・会場】
 2021年7月3日(土)~2022年1月16日(日)
 角川武蔵野ミュージアム4F、荒俣ワンダー秘宝館

【チケット価格】
 オンライン購入価格(税込) 大人(大学生以上)=1200円 中高生=1000円 小学生=800円 未就学児=無料
 当日窓口購入価格(税込) 大人(大学生以上)=1400円 中高生=1200円 小学生=1000円 未就学児=無料

【住所】
 埼玉県所沢市東所沢和田3―31―3 ところざわサクラタウン内

【開館時間】
 日~木曜 10:00~18:00(最終入館 17:30)
 金・土曜 10:00~20:00(最終入館 19:30)

【休館日】
 第1・3・5火曜日
 ※祝日は該当する曜日の開館時間と同じ
 ※休館日が祝日の場合は開館・翌日休館
 ※レストランは除く

角川武蔵野ミュージアム

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