1人1台に対応した新時代の学校施設に 文科省検討部会が議論
3面記事 文科省の「新しい時代の学校施設検討部会」は22日、第5回会合を開いた。文科省が示した中間報告書の素案について議論。素案では、既存の机では情報端末を置くと狭いことや、天板を大きくするだけでは、現在の教室の広さだと窮屈であることを指摘。あらかじめ教室を大型化して学校施設を建築することをはじめ、既存の施設で室内ロッカーの配置を見直すといった例を示した。
その他、ポストコロナ時代の学校施設の役割、ICT活用による学習形態の変化、地域に開けた学校施設の在り方といった観点を盛り込んだ。
委員からは、自治体の振興計画に組み込むことや、課題解決の優先順位を示すことを求める意見が出た。