「女だから」を理由に、半数近くの高校生が何らかの制限
NEWS ガールスカウト日本連盟が昨年、高校生の女子生徒を対象に、ジェンダーについての考えを聞いたところ、「女の子だから」という理由で何らかの制限を受けた経験を持っていた割合は47%に達することが分かった。
「何かをしなくていい」といわれた割合は29%。具体的には力仕事を挙げた生徒が多かった。5月末に公表した報告書では、高校生自身による分析・考察を掲載。「『女の子だから』は可能性を奪う」などと訴えている。
この調査は昨年6月から7月にかけ、700人を対象に実施。このうち、67%がガールスカウトの会員。14%は女子高に在籍している生徒だった。全員がインターネットを通して答えた。