「不思議な算数」を自費出版 元校長の小西さん
3面記事 大阪市立の小学校で教頭、校長などを歴任した小西豊文さんが算数・数学の不思議と面白さを現役教員などさまざまな人に伝えようと、「不思議な算数 センス・オブ・ワンダーと算数数学」を自費出版した。校長時代に、朝会で算数を扱った経験なども披露した。
この朝会では、同じ正方形の箱に入った直径40センチのピザ1個と、直径20センチのピザ4個、直径10センチのピザ16個の表面の面積はどれが大きいかを予想させるなどした。「算数朝会」は年間で7回も行ったという。
小西さんは、小学校学習指導要領の算数編の改訂に、20年間にわたって協力した経験を持つ。本書では小学生をはじめ、中学生や高校生まで授業内外で児童・生徒の関心を引きそうな話題を数多く収録した。
学術研究出版から1320円で販売。インターネット通販サイトで扱っている。