緊急事態宣言延長や対象地域拡大、練習試合や合宿は控えよ 文科省
3面記事 文科省は7日、新型コロナウイルス対応の緊急事態宣言の延長や対象地域の拡大などを受けて注意事項を全国の教委などに示した。部活動に関して、緊急事態宣言の対象地域やまん延防止等重点措置の対象地域では、学校が独自に行う練習試合や合宿は控えるよう求めた。同時に、地域一斉の学校休業は慎重に検討するべきだとしている。
今回の緊急事態宣言では、大阪府内で部活動を原則として休止するなどの動きが広がっている。文科省は、部活動実施の是非についての判断は示さず、十分な感染症対策を行うことの必要性を強調するにとどめた。
具体的には、部活動終了後に部員同士での飲食を控え、すぐに帰宅するよう促すことなどを求めた。部室や更衣室を利用する際は、混雑しないようにするとともに、短時間の使用にとどめるべきだとしている。