特別展「聖徳太子と法隆寺」奈良と東京で開催
5面記事重要文化財 聖徳太子像(孝養像) 鎌倉時代 13世紀 奈良・法隆寺蔵
聖徳太子の1400年遠忌(おんき)を記念し、特別展「聖徳太子と法隆寺」(主催=奈良国立博物館、東京国立博物館、法隆寺、読売新聞社、NHK奈良放送局、NHK、文化庁他)が開催されている。奈良国立博物館にて現在開催中。東京国立博物館では7月13日(火)から開催予定だ。
本展では、法隆寺などの国宝35件、重要文化財75件を含む約170件を展示する。法隆寺で護り伝えられてきた寺宝を中心に、太子の肖像や遺品と伝わる宝物、また飛鳥時代以来の貴重な文化財を通じて、太子その人と太子信仰の世界に迫る。
日本古代の仏像彫刻を代表する金堂の薬師如来坐像(国宝、飛鳥時代)を筆頭に、「聖徳太子および侍者像」(国宝、平安時代)、「四天王立像 多聞天(してんのうりゅうぞう たもんてん)」(国宝、飛鳥時代)などの普段は拝観できない文化財を一堂に公開する。
【展覧会概要】
名称
聖徳太子1400年遠忌記念 特別展「聖徳太子と法隆寺」
奈良展
会期
前期=4月27日(火)~5月23日(日)
後期=5月25日(火)~6月20日(日)※月曜休館(ただし5月3日(月・祝)は開館)
会場
奈良国立博物館 東・西新館(奈良市登大路町50番地)
開館時間
9時30分~17時(土曜は19時まで)※入館は閉館の30分前まで。※事前予約(優先)制。
東京展
会期
前期=7月13日(火)~8月8日(日)
後期=8月10日(火)~9月5日(日)
会場
東京国立博物館 平成館(東京都台東区上野公園13―9)
※開館時間、休館日等の情報は確定し次第、公式サイトに掲載。