5年間の研究成果まとめる 東大Cedepが書籍
6面記事 「すべての学問は保育につながる」をスローガンに子どもの発達基礎、保育の実践・政策、人材育成に関わる多様な学際的・先端的研究に取り組んでいる、東京大学の発達保育実践政策学センター(Cedep)。このほど「発達保育実践政策学研究のフロントランナー」(中央法規出版、3冊で1万1千円〈税込み〉、写真)を発行した。
本書は同センターで平成27年から平成31年までの5年間に「関連SEEDSプロジェクト」として実施された研究の中から、執筆の同意を得たものについて、その成果をまとめている。
「保育の実践科学」「保育・子育ての社会科学」「乳幼児の発達科学」の全3巻で構成。子どもの育ちや子育て、保育実践、関係する思想や哲学、政策などに興味を持つ人に、発達保育実践政策学に関わる学問として何が問われ、どのように解き明かそうとしているかを分かりやすく伝えている。
中央法規出版=TEL03・3834・5817