「リベラルアーツ」など推進 静岡県教委が普通科高校改革
1面記事 静岡県教委は本年度、普通科高校の改革を目指す新事業を始める。30校程度を選定し、「文系・理系をバランスよく学ぶリベラルアーツ」を推進するなどする。令和6年度に新学科を創設することなどを目指す。
この事業は、「オンリーワン・ハイスクール」と呼び、四つの類型を設ける。文理のバランスを掲げた「イノベーション」の他、学際的・領域横断的な新たな社会課題を探究する「アカデミック」、地域協働による地域社会の課題解決に向けて探究する「グローカル」、小規模校の地域に開かれた学校づくりを目指す「フューチャー」がある。
このうち、「イノベーション」では、外部機関・人材との連携を模索する。また、「フューチャー」では、ICT支援員の配置などを見込んでいる。
「イノベーション」で指定が決まっている県立静岡高校は、医療人材の育成を目指し、大学医学部の見学、医師など医療従事者の協力を検討している。
実践する30校はモデル校と位置付ける。公募方式と、県教委が指定する方式がある。
普通科高校を巡っては、中央教育審議会が1月の答申で教育課程の弾力化を提案。
・SDGsなど学際的な学びに取り組む学科
・地域社会の課題解決や魅力づくりなどに取り組む学科
・その他、特色ある学びに取り組む学科
―の三つの例を示していた。