飛沫対策に「ホイッスルカバー」を4月から販売
6面記事ホイッスル挿入後イメージ※カバーのみ販売
フットマーク
水泳用品メーカーのフットマーク株式会社(東京都墨田区、三瓶芳代表取締役社長)は、4月8日に既存のホイッスルに着け使用できる「ホイッスルカバー」を発売した。
カバーの切り込み口からホイッスルを挿入するだけで簡単に装着ができる。外側を覆うことで、笛を吹いた際に空気穴から拡散する飛沫を抑制する。超撥水生地を使用しているため、はじきやすく飛沫が飛散しにくい仕様で、洗濯し繰り返し使うことができる。
昨今では、学校の授業や試合など、ホイッスルを吹く場面でも飛沫を拡散させないことが感染対策として重要視されている。実際に昨年12月、審判員のホイッスルからの飛沫が原因とされた新型コロナウイルス感染事案もあり、公益財団法人日本バスケットボール協会からはホイッスルカバー着用の協力を求める要請もあった。
電子ホイッスルの導入事例も出ているが、すぐに切り替えができない場合もある。そこで既存のホイッスルに取り付けカバーすることで、飛沫の拡散を軽減させる本商品を企画することになった。
すでに学校現場を中心に問合せが多くあり、指導などの場面で当たり前のように使用していたホイッスルを安心安全に使用できる商品として今後とも提案していく。
カラーはブラック。価格は660円(税込小売希望価格)でフットマーク公式オンラインショップなどで販売する。現在、予約販売受付中。発送は5月6日以降を予定。