GIGAスクール構想に対応 タブレット・PC充電保管庫が人気
13面記事「45台収納タイプ」の閉、開イメージ
オカムラ
学校環境の快適性向上に貢献するため、これまでに教育施設向けの製品を多数開発・販売してきた株式会社オカムラ(本社・横浜市、中村雅行社長)は、小・中・高等学校と特別支援学校向けに、学習用PC端末の充電と保管ができる「タブレット・PC充電保管庫」(=2019年に文部科学省が打ち出した「GIGAスクール構想」標準仕様対応)を発売中だ。
これはタブレット・PC端末を充電・収納するための保管庫。充電時に学校の電力負荷を抑えるため、保管庫内のタブレットPCを4グループに分け、10分ごとに順番に充電する“輪番充電方式”を採用。搭載しているこの方式は、同構想標準仕様に準ずる仕様となるよう自社開発したもので、修理やメンテナンスにも対応している。
また教室で利用することを想定して、何よりも使いやすさに配慮し、扉にはユニバーサルデザインの取っ手=マルチアクセスハンドルがつけられている。さらには保管庫本体の角を丸く仕上げ、児童・生徒の衝突時の安全性にも配慮している。
タイプはクラス人数や目的によって選択できる「45台収納タイプ」と「25台収納タイプ」。それぞれにトレー式と仕切り板式の2タイプがある。特に5台ずつトレーに保管する同社独自のトレー式は、配布・回収がしやすく、児童・生徒が密集することなく出し入れができるのも魅力だ。本体価格は45台タイプが32万円、25台タイプが27万2000円。
問い合わせ=(株)オカムラ 電話0120・81・9060