独自学力調査でコンピュータ化、実証研究 京都府教委
3面記事 京都府教委は本年度から、小・中学生を対象とした独自の学力調査をコンピュータで解答する方式とする実証研究を行う。コンピュータで解答する試験方式はCBTと呼ばれ、国も全国学力・学習状況調査で試行する。京都府教委はこれまで学習内容の定着度を見る「学力診断テスト」を行ってきた。コンピュータ方式では、学力がどの程度、伸びたかも測定することを目指す。
来年度まで25校の小・中学校で試行する。令和5年度には、実証研究を踏まえ、対象を他の小・中学校や特別支援学校へと拡大させる。
タブレット端末での解答も想定。調査結果の早期活用と、個に応じた指導の充実を目指す。経費を本年度当初予算に盛り込んだ。