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学力調査のCBT、今秋試行 小・中各50校、1万人対象

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文部科学省

 文科省は今秋、全国学力・学習状況調査のCBT(コンピューター型試験)化に向けた試行を始める。児童・生徒に1人1台の情報端末が令和2年度に前倒しで整備されたことを受け、将来的なCBT移行の課題などを検証する。
 3月30日に開かれた有識者会議で文科省が報告した。
 試行調査は10~11月、開発を進めているCBTシステム(「メクビット」)を通じて小・中学校各50校の児童・生徒1万人に実施する。「GIGAスクール構想」で配備された情報端末で受検してもらい、学校のネットワークやサーバーの負荷を測定する。
 出題は過去の調査問題を異なる形式で示し、解答への影響などを分析する予定だ。
 有識者会議では委員から、学力調査のCBTの現状についての発表もあった。埼玉県教委の担当者は県学力調査を令和6年度からCBTに完全移行することを報告した。

文部科学省

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