特支教員の支援学校免許状所持率が上昇
1面記事 特別支援学校に勤めている教員のうち、本来は保持していなければならない特別支援学校教諭免許状を持っている割合は昨年5月現在で84・9%となり、前年度よりも1・9ポイント増えたことが文科省の集計で分かった。平成18年度は6割にとどまっていたが、令和元年度に8割を突破。増加を続けている。
特別支援学校の免許状は視覚障害、聴覚障害など5種類あり、本来は、勤務している学校の障害種に応じた免許状を持っていなければならない。暫定的に、小・中学校などの教員免許状を持っていれば、特別支援学校に勤務できる仕組み。そうした教員は、講習を受けるなどして、特別支援学校の免許状を取得するよう努めている。