抗菌・抗ウイルス加工のテストとドリルを開発 4月に全国の小学校で販売開始
4面記事「抗菌インキで印刷した国語テスト」(c)2021 San-X Co., Ltd. All Rights Reserved.
青葉出版
小学校用学習図書、学習教具・教材の出版・製作、販売を行う青葉出版株式会社(広島県福山市、村上洋平代表取締役社長)は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を背景とする昨今の社会情勢を受け、全国の小学校で使用されているテスト・ドリル教材に「抗菌・抗ウイルス加工」を施し、2021年度用の教材として4月1日より販売を開始する。
全国の小学校の約7割で、青葉出版の図書教材が採用されている。学校現場では、先生と児童の間で頻繁に教材の受け渡しが行われており、その受け渡しを衛生的に保つために、同社は今回の新商品を開発した。
テストについては、全教科・全学年・全種別で用紙1枚ごとに銀イオンを配合した抗菌インキで印刷し、印刷物に付着した細菌の増殖を抑制する。
またドリルや提出と返却の頻度が高いドリルノートについては、抗菌製品技術協議会(SIAA)の表示基準に適合した抗ウイルスニスを表紙に塗工し、表紙に付着したウイルスの増殖を抑制する。
今回販売開始される「抗菌・抗ウイルス加工」を施したテスト・ドリル教材を使うことにより、感染リスクの低減が期待できる。
青葉出版株式会社 http://www.aob.co.jp/