教職員間ハラスメント16・5%が被害経験 滋賀県教委調査
2面記事 滋賀県教委が昨年11~12月、県内の公立学校を対象に教職員間のハラスメント行為について調べたところ、16・5%の教職員に被害経験があることが分かった。被害件数の全体を「パワハラ」「セクハラ」などに分類すると、「パワハラ」が68・0%と多く、「セクハラ」は14・7%だった。回答率は全教職員の57・9%にとどまったため、実際の被害割合とは異なる可能性がある。
被害を受けた教職員の割合は高校と特別支援学校がそれぞれ20・0%と高く、中学校は15・0%、小学校は15・4%だった。
性別では、女性が17・9%、男性が12・8%と女性に多かった。年代別では30歳代の19・4%を頂点に、年齢が上がるほど割合は低かった。20歳代も12・8%と30歳代を下回った。