デジカメ、スピーカーなど遠隔授業用に無償貸与 19日まで対象校募集
3面記事 学校現場のオンライン教育やプログラミング教育を支援しようと、国立情報学研究所はデジタルカメラやスピーカーなどを無償で貸与する。対象は全国の小・中学校や高校、特別支援学校、教委などで、今月19日まで貸与先を募集している。機器は今年4月以降から令和6年3月末まで貸し出す。
提供する機器は、
(1) デジタルカメラセット(カメラ2台)
(2) スピーカーフォンセット(スピーカー、マイク各2台)
(3) プログラミング学習機器セット(5セット)
―の3種類。教育機関ごとに1種類を無償貸与する。
デジタルカメラは静止画と動画が撮影でき、遠隔授業時にはウェブカメラとして活用できる。スピーカーフォンセットは大人数での音声によるやり取りに対応し、教室で遠隔授業を実施する際、教室内の児童・生徒と遠隔地との交流をサポートする。
プログラミング学習機器セットは小学生を対象とする。動きや明るさを察知するセンサー、スイッチ、LED点灯などの機能を持つ小型機器を自由に組み合わせてプログラミングを試せるという。
同研究所ウェブサイト(https://www.nii.ac.jp/event/other/decs/ds.html)の所定のページで申請を受け付けている。貸与する教育機関には3月中旬ごろに連絡する。