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国私立教職大学院、昨年の卒業生の教員就職率が過去最高

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文部科学省

 文科省は2日、国立教員養成大学・学部、国私立教職大学院を昨年3月に卒業した人の就職状況を発表した。国私立教職大学院の教員就職率が95・4%と前年度から4・1ポイント上昇し、調査を始めてから最も高い割合になった。
 国私立の教職大学院で、教員を除いた修了者は694人。そのうち教員として就職したのは662人で、前年度から65人増加した。うち正規採用は503人、臨時的任用は159人だった。
 文科省は結果を受け、公立学校教員の正規採用者数が増加し続けていること、修了者の教職志望が高い状況にあることなどを要因としている。
 国立の養成大学・学部の教員就職率では、大学院進学と保育士就職を除いた教員就職率が64・4%と、前年度より1・3ポイント減った。卒業者1万1350人に対し、教員就職者は6533人だった。

<2月19日追記>
 文科省は12日、2月2日に公表した教職大学院修了者の就職状況調査の数値を訂正した。
 修了者数は一人少ない693人に、それに伴い教員就職率は95・5%に修正した。

文部科学省

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