「カレー強要」など、神戸市教委がハラスメント行為再発防止策
NEWS 神戸市教委は27日、市内の小学校で中堅教員が若手教員に激辛のカレーを無理やり食べさせるなど一連のハラスメント行為に関し、同種の事態を招かないようにするための方策をまとめた。
兵庫教育大学大学院の川上泰彦教授を委員長とする委員会によるもので、若手教員に対し、不当な仕打ちを受けた際の通報・相談窓口を周知することなどを挙げている。
この問題は令和元年に明るみに出た。昨年2月に同市教委は弁護士による調査委員会により、暴言をはじめ、プロレス技をかけるなどの暴行、器物損壊などがあったことを認定している。
その後、同市教委は心理学、人事労務などの観点を踏まえて、再発防止策を検討してきた。27日に報告書として公開した。