新型コロナウイルスの影響で起きた臨時休校で受験に対する遅れが最も不安な教科に英語が挙がった。現役高校生１０００人を対象に英会話のイーオンが実施した調査で分かった。
　回答者のうち、受験への影響が心配だと答えた３年生２７３人に最も不安な教科を尋ねたところ「英語」（３２％）、「社会系科目」（２２％）、「数学」（１８％）などが挙がった。
　また、進学希望の３年生３９２人に、受験する選抜方法に変更があったかを聞くと、８７％が「変更なし」と答えたが、「一般入試を考えていたが、推薦入試を希望した」という学生が７％いるなど、何らかの変更をした生徒が１１％いたという。
　調査では、入試改革に関連した質問もしている。英語４技能を総合的に測定する方針について「よいことだと思う」が２０％、「どちらかといえばよいことだと思う」が２９％と肯定的だったのが約半数。「よくない」は７％、「どちらかと言えばよくない」も７％で、肯定的な意見が上回ったとしている。