公立小・中学校のバリアフリー化、エレベーター設置は3割切る
2面記事文科省調査
文科省が公立小・中学校のバリアフリー化の状況を調べたところ、65・0%の校舎が車いす利用者向けのトイレを備えていた一方、エレベーターがある校舎は27・1%にとどまることが分かった。
今年5月のバリアフリー法改正で、公立小・中学校でもバリアフリー化を進めることが決まったことを受けての調査。車いすを利用しているなど配慮が必要な児童・生徒がいる学校に限っても、エレベーターがある校舎の割合は40・5%にとどまった。
5月1日の時点の状況を調べた。義務教育学校と中等教育学校の前期課程を含んでいる。