数学学習アプリのトライアル校募集
9面記事12月25日まで
カシオ計算機
カシオ計算機(東京・渋谷区)は、ブラウザ上でグラフの描画や作図ができる数学学習アプリ「ClassPad・net」を開発し、中学校、高校などからトライアル校を募集している。9月には、アプリの活用などについてのセミナーを開催した。
このアプリは、生徒や教員のパソコンやタブレットなどで使用。関数のグラフ化や統計データの分析、図形の解析などが可能で、教員が授業時に板書として利用したり、アプリ上で作成した教材を生徒に配信したりできる。
トライアルの対象となるのは、全国の中学校、高校、高等専門学校、高等専修学校、塾、予備校。12月25日まで募集しており、応募状況で早めに締め切る場合もある。詳細などは同社のウェブサイト(https://edu.casio.com/ja/campaign2/)から確認できる。
同社は9月26、29日、数学科の授業のICT化と、同アプリを活用したオンライン授業の実施方法などについてのウェブセミナーを開催した。
当日は、漆間弘好・前日本大学高校・中学校校長が登壇。数学科の授業でのICTツールの活用のメリットや、学校現場での課題などを語った。企業からは、同アプリの使い方などの紹介があった。