日本最大の教育専門全国紙・日本教育新聞がお届けする教育ニュースサイトです。

「個別最適化」の実践例など紹介 教材提供企業が20日にオンラインセミナー開催

NEWS

開催情報・募集

 AI型タブレット教材「Qubena(キュビナ)」を提供しているCOMPASS(東京・千代田区)は20日、教委や学校関係者向けにオンラインセミナーを開催する。
 政府が進める「GIGAスクール構想」で子どもたちの学習環境が変わることを見据え、同教材の導入校で実践している個別最適化した学習などを紹介する。
 キュビナは、児童・生徒一人一人の習熟度に応じてAIが最適な問題を出題する教材。算数・数学の知識・技能や、英語4技能の習得を中心に学習できる。
 9月時点で100自治体以上が利用し、導入校は公私立の小・中学校や高校で750校を超えた。東京都千代田区立麹町中学校でも導入された。来年4月には5教科対応版の提供を開始する。
 オンラインセミナー「新しい時代のまなびを考える会」は、同日午後3時から午後4時半までを予定する。
 第1部では、中央教育審議会の臨時委員を務め、同社を設立した神野元基氏が、学校現場にこれから起こる変化について国の動きと共に解説する。
 第2部では、キュビナを導入している雲雀丘(ひばりがおか)学園中学・高校(兵庫県宝塚市)の大槻和志教諭が数学の授業例を発表。実際の授業動画を基に、個別最適化学習を取り入れることで起こった変化を語る。セミナーの最後には質疑応答や議論の時間も設ける。
 参加費は無料。視聴には事前の申し込みが必要で、締め切りは19日午後6時。申し込み方法など詳細は同社ウェブサイトへ。

開催情報・募集

連載