企業が部活動指導を受託
14面記事埼玉・戸田市
子ども向けのスポーツスクールを運営するリーフラス(東京・港区)は埼玉県戸田市教育委員会から中学校の部活動指導を受託し、9月から市立中学3校の部活動支援を始めた。同社では、技術的な部活動指導だけでなく、子どもたちの心の成長につながる、「学校に寄り添った指導」を実施するとしている。
同社は全国で約2600のスクールを運営する。今回、指導員を派遣する部活動は、ソフトテニス部、バスケットボール部、陸上競技部の三つ。市内3校の計6部活に来年3月末までに420回(630時間)の派遣を予定している。
実際の指導だけでなく、指導案の作成や土日祝日の練習試合の引率・指導も行うという。土日の部活動を巡っては、文科省が令和5年度から段階的に、運営を地域に委ねる方針を示している。