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東山魁夷と四季の日本画展開催 山種美術館

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東山魁夷 <秋彩>1986(昭和61)年 紙本・彩色 山種美術館

 山種美術館(東京都渋谷区)は、このたび日本経済新聞社との共催で、「【特別展】東山魁夷と四季の日本画」を開催する。
 本展では「四季」と「風景」をテーマに、日本や世界各地の風景を詩情豊かに描き出した昭和の国民的画家、東山魁夷(1908~1999)を中心に近代・現代の画家たちの作品を展示。
 戦後、魁夷が新たな風景画を求めた北欧滞在を経て、日本の伝統美への回帰にいたる時期に焦点をあて、当時を代表する珠玉の優品を紹介する。
 なかでも皇居新宮殿ゆかりの作品、<満ち来る潮>は日本の海のイメージと日本絵画の装飾性が凝縮され、日本美への回帰を象徴する作品といえる。また同時期に制作され、約4年ぶりに一挙公開する連作「京洛四季」(<春静><緑潤う><秋彩><年暮る>)は、作家・川端康成の言葉をきっかけに着手され、移ろいゆく京都の四季が情緒豊かに描きだされている。
 さらに、魁夷の師・川合玉堂や結城素明、東京美術学校の同窓生である山田申吾や加藤栄三、皇居宮殿の装飾をともに手がけた山口蓬春や杉山寧をはじめとする近代・現代の画家の優品をあわせて展示する。

【展覧会概要】
 ・名称=「【特別展】東山魁夷と四季の日本画」
 ・会期=2020年11月21日(土)~2021年1月24日(日)まで
 ※休館日は月曜日(ただし、11月23日(月)、1月4日(月)、1月11日(月)は開館、11月24日(火)、1月12日(火)は休館)12月28日~1月2日は年末年始休館
 ・会場=山種美術館(東京都渋谷区広尾3―12―36)
 ・開館時間=11時~16時(入館は15時30分まで)

 問い合わせ=050・5541・8600(ハローダイヤル)
 美術館ホームページ http://www.yamatane-museum.jp/


(c)公益財団法人 JR東海生涯学習財団 山口蓬春 <新宮殿杉戸楓 4分の1下絵>1967(昭和42)年 紙本・彩色 山種美術館

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