デジタルリテラシー教育のオープン教材を公開
10面記事アドビ×北海道大学
アドビ(東京都品川区、ジェームズ・マクリディ代表取締役社長)は、北海道大学との共同研究で、デジタルリテラシーの向上を通じて創造的問題解決能力の育成を目指すオープン教材を開発、このほど第一弾を公開した。
本教材では、大学初年次教育を対象に、創造的問題解決力を根底から支える技術の一つとしてデジタルリテラシーを教授する。デジタルツールを活用した制作活動を通してデジタルリテラシーを身につける全3章10単元から成り、今回は「第2章デジタルプロダクトの読解」の3単元を公開。
アドビは北海道大学大学院を含む5大学で、Adobe Creative Cloudを活用しビジュアル表現を学ぶ「デジタルクリエイティブ基礎講座」の単位が取得できる授業を開講しており、本教材開発では同講座の内容を提供、アドビが派遣した授業講師が教材内容の監修として参加している。
また、本教材は教育機関向けのAdobe Sparkで提供されており、教育者や学生が無料で利用できる。
今後は連携大学での利用や、オープン教材をもとに公開オンライン講座の開講も計画中だ。