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「テニピン」普及へ 26日にオンラインセミナー

2面記事

開催情報・募集

日本テニス協会

 日本テニス協会は、テニスをアレンジした「テニピン」を小学校に普及させるため、無料のオンラインセミナーと用具提供を始める。新型コロナウイルスの感染予防のため、体育実技が制限される中、感染リスクが少ないテニス型ゲームとして全国に広めたい考えだ。
 テニピンはテニスをベースにして、卓球(ピンポン)のダブルスの要素を取り入れた室内競技で、手のひらにはめたラケットとスポンジボールを使用する。東京学芸大学附属小金井小学校の今井茂樹教諭が開発した。小学校学習指導要領の解説体育編にも「バドミントンやテニスを基にした簡易化されたゲーム」が例示されたこともあり、取り組む学校が増えている。
 本年度の体育の実技では、身体接触や用具の共用を避けることが求められているが、相手と距離を保ち、個人用ラケットを使用するテニピンでは、対策を講じやすいという。
 第1回のオンライン研修は26日、午後6時から1時間。先着100人で募集する(締め切りは同日午後5時半)。授業づくりのポイントや指導方法を教える。用具提供は本年度と来年度、テニピンを授業で取り組む学校にラケットとボール各40個を無償で送る(締め切りは12月18日午後6時)。
 詳しい内容は日本テニス協会のウェブサイトに掲載予定。指導者用ガイドブックもダウンロードできる。

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