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都教委、来年1月以降の文化祭・体育祭・宿泊学習などの指針を示す

3面記事

都道府県教委

新型感染症巡り

 東京都教委は14日、新型感染症対策ガイドラインを改訂し、年内は実施しないとしていた文化祭・体育祭・宿泊学習などについて、来年1月以降に実施する際の留意事項を盛り込んだ。宿泊学習は、保護者に感染防止のための取り組みを説明し、同意を得た上で実施する。
 宿泊を伴う行事は、事前の健康観察や旅行中の感染症対策、緊急時の対応を保護者に説明し、参加の同意を得る。経路や利用する交通機関、キャンセル料等についても説明し、開始日の1カ月前までに参加承諾書を得ることとした。
 児童・生徒に対しても、感染予防のための行動や、移動中・食事中の会話を控えるなどの行動ができるよう事前に指導する。
 本年度内は海外への渡航は行わない。
 合唱コンクールや講演会など、児童・生徒が学年を超えて集まる場合の注意事項もまとめた。「3密」や大声を避けることや、30分に1回程度の定期的な換気を行うことを求めている。また、オンラインによる鑑賞も活用するよう呼び掛けている。
 児童・生徒が歌唱や演奏をする場合、舞台上の間隔は前後2メートル以上、左右1メートル以上確保し、舞台から観客席までの距離も5メートル程度確保することとした。

都道府県教委

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