特別展「工藝2020 ―自然と美のかたち―」開催
6面記事今泉今右衛門 色絵雪花薄墨墨はじき雪松文蓋付瓶 令和元年(2019)個人蔵(陶磁)
東京国立博物館 表慶館
東京国立博物館(東京都台東区)は特別展「工藝2020―自然と美のかたち―」(主催=文化庁、独立行政法人日本芸術文化振興会、読売新聞社)を9月21日より開催する。
変化に富む地形と四季折々の気候、豊かな風土により自然観が育まれた日本では、人間と自然は一つの生命であり、自然を美や調和としてとらえる芸術思想から我が国特有の工芸を発展させてきた。
本展では、日本の生活の器を造形する作家から芸術を創造する現代工芸作家まで幅広い世代から82人が参加。陶磁、染織、漆工、金工、木竹工、人形、七宝・ガラス・截金といった素材分野の工芸作品82件を通して「日本人の自然観」について紹介していく。
また、建築家・伊東豊雄氏による「自然の生命の輝き」をコンセプトとしたデザイン性の高い会場構成も見どころだ。
【展覧会概要】
・名称=特別展「工藝2020―自然と美のかたち―」
・会期=9月21日(月・祝)~11月15日(日)※休館日は月曜日※ただし、9月21日(月・祝)は開館、9月23日(水)は休館
・会場=東京国立博物館 表慶館(東京都台東区上野公園13―9)
・開館時間=9時半~17時※金曜・土曜は21時まで開館
・問い合わせ=03・5777・8600(ハローダイヤル)
※本展は事前予約制(日時指定券)。詳細は展覧会公式サイトへ
展覧会公式サイト
https://tsumugu.yomiuri.co.jp/kogei2020/
森口邦彦 友禅着物 緋格子文 令和元年(2019) 個人蔵(染織)